巨人の阿部慎之助監督(44)が28日、1か月に及んだ春季キャンプを打ち上げた。
最終日のこの日、野手は球場で打撃練習と守備練習の軽めのメニュー。だが左翼でノックを受けていた秋広を見た阿部監督の目が光った。
ウィーラー巡回打撃コーチからノッカー役を代わると右へ左へ強めのノック。連続3球で捕球し終わりと思われたが、両ひざに手を置いて休む秋広の姿に「あと3球」と再開。秋広の悲鳴がスタジアムにこだました。
内野ノックに移ってからも阿部監督が秋広の左右にゴロを転がした。背番号55は大きな体でボールを追った。再び連続で捕球し終わりかと思いきや指揮官は「あと10球」と非情宣告。外野ノックから約20分間にわたって秋広をマンツーマンで指導した。
キャンプを総括した阿部監督は「彼(秋広)はもう結果を出すしかないと思うので」とピシャリ。ノックについては「昨日飲み過ぎたみたいなのでね、(アルコールを)出させてあげようかなと思ってやっただけですね」と淡々と語った。
もちろん期待するがゆえの愛のムチだ。阿部監督は「こちらもなんとか辛抱して、しつこくやっていけばすごい選手になる可能性を秘めているのでね。そこはボクらが飽きずに指導していきたいなと思います」と決意を新たにしていた。













