ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指しているオリックスの山本由伸投手(25)の争奪戦もいよいよ最終局面を迎えるようだ。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は6日(日本時間7日)に自身のX(旧ツイッター)に「関係者の情報によると、山本由伸は月曜日(11日=同12日)に米国でヤンキースと面会する見込み」と投稿。さらに「ヤンキースは、レッドソックス、ジャイアンツ、ドジャース、カブスと並び山本と契約する最有力候補のひとつと見られている」と追記した。

 契約総額は2億ドルと見られていた山本の相場はここに来て急騰している。米スポーツサイトのアスレチックは6日に「山本の契約は3億ドルに達するかもしれない」と見出しで現状を伝えた。ヤンキースのキャッシュマンGMが5日(同6日)にウインターミーティング会場で「彼は地球上のどこで投げても本当に成功する投手になると思う」と絶賛したことを紹介。同GMは山本の契約相場が上昇していることについて「市場は常に需要と供給(で動いている)。そうだよね?それが世の中の仕組みだ。選手はもしかしたらあなたが考える以上の金額を手にするかもしれない。だが、チームが競争していて、どうしてもというニーズがあれば(相場が上昇する)、それが野球のビジネスなんだ」と、淡々と説明したという。

 同サイトは記事の最後で、「ミスター・ヤマモト、米国へようこそ。山本さん、みんなが口をそろえて言っているように、あなたがペドロ(マルティネス)風の人であることを願っています。そして、もしそうでなかったとしたら、(あなたのことは)決して忘れませんよ。それがビジネスですから」と皮肉を交えて締めくくった。