男子テニスのドバイ選手権シングルス2回戦(16日=日本時間17日、UAE・ドバイ)で世界ランキング41位の錦織圭(31=日清食品)が同13位のダビド・ゴファン(30=ベルギー)を6―3、7―6(7―3)のストレートで破り、3回戦に進出した。

 6年ぶりの顔合わせとはいえ、錦織にとってゴファンは3戦全勝と相性のいい相手。第1セット第4ゲームでは見事なウイナーもあって、ブレークに成功した。第9ゲームにはこの試合初めてのエースを決めて、このセットを取った。

 初戦で痛めた右足首も心配ないようで、第2セット第3ゲームでもラリーで粘り強く競り勝ってブレーク。第8ゲームでブレークバックされたが、続く第9ゲームでは鮮やかなバックハンドウイナーを決めてブレークを奪った。

 しかし、第10ゲームでゴファンがブレークバックすると、第11ゲームで錦織がすかさずブレーク。〝ブレーク合戦〟の様相となったが、勝負の第12ゲームでまたもブレークバックされ、タイブレークに突入。相手のダブルフォールトにも助けられ、最後はネットプレーで試合を決めた。

 3回戦では世界59位のアリアス・ベデネ(31=スロベニア)と対戦する。