女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が、米ツアー「ショップライト・クラシック」(10日開幕、ニュージャージー州ギャロウェー・シービューベイC=パー71)へ向けて復調傾向にあるようだ。
前週のメジャー第2戦「全米女子オープン」はあっさり予選落ち。国内スポット参戦をはさんで出場3試合連続予選落ちとなっている中、仕切り直しの一戦に向けて、試合を中継するWOWOWのインタビューで「スイングをかなりいろいろ考えながら今週も練習ラウンドを回っていたんですけど、先週よりはいいイメージで打てているかなとは思います」と好感触を口にした。ポイントについては「いろいろあるけどトップと振り抜きかな。振り抜きが高くならないようにしています」と説明した。
2020年10月にも同大会に参戦して通算6アンダーの27位だったことを踏まえて「『こんなに難しかったかな?』という印象があって、風も強いしグリーンもかなり傷んでいる感じなので」。続けて「風が吹くとやっぱりグリーンを狙うショットがかなり難しくなるとも思いますし、奥が全部だめなのでなるべく手前で。砲台で返ってきちゃう所もあるんですけど、奥に外すよりはって考えて、そういうマネジメントができたらいいかなと思います」と攻略のイメージを膨らませた。
さらに距離が短めのコースだけに「やっぱりウェッジで打てるところでチャンスを作りたいですね。攻めていけるところはしっかり攻めて、攻めちゃいけないところはその日は10メートルのパットでもいい、と思えるようなゴルフができるといいかなと。パー5が短いので、やっぱりそこでしっかり取れたらいいなと思います」。自身のマネジメントを忠実に実行してスコアを伸ばすことができるか。