【フロリダ州ボカラトン27日(日本時間28日)発】米女子ゴルフツアーの「ゲインブリッジLPGA」初日(ボカリオGC=パー72)、昨年の「全米オープン」を制した笹生優花(20=ICTSI)は6バーディー、1ボギーの67のラウンドで5アンダーとし、首位リディア・コ(24=ニュージーランド)と4打差の4位スタートとなった。畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)も5バーディー、ボギーなしで笹生と並んだ。

 昨年の「最終予選会」を突破し、今季から米ツアーに本格参戦する古江彩佳(21=富士通)が〝デビュー〟し、5バーディー、2ボギーの3アンダーで25位発進となった。古江は好スタートに「なんかバタバタして忙しいまま出ちゃったなという感じ。最初の方はドライバーが安定していなかったのは残念だったなと思います」とし「ミドルパットが入ってくれたので助かりました。ショット? いい状態にあると思います」と振り返った。

 オフ明け初戦については「久しぶりという感覚がなくて。オフにうまく練習できて試合もスタートできたと思っています。アンダーで回れたのはうれしい。60台で回れたのでいいスタートが切れたなって」とし、2日目に向けて「明日も落ち着いて自分のラウンドができれば…」と、上位進出を誓っていた。