国内女子ゴルフの「ニトリレディス」最終日(30日、北海道・小樽CC=パー72)、単独首位から出た笹生優花(19=ICTSI)が71をマーク、13アンダーで2試合連続優勝を果たした。

 雨と風の厳しいコンディションの中、笹生は2番パー4の第2打を池に入れてダブルボギーとし、一度は2位に後退。その後は小祝さくら(22=ニトリ)とのマッチレースになったが、6番パー5のバーディーで再び単独首位に立つと、その後は並ばれることなく逃げ切った。この日のアンダーパーは笹生を含めて2人だけだった。

 初優勝からの2試合連続優勝はツアー史上3人目。10代での連続優勝も2度達成している宮里藍(35=サントリー)、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)に次いで3人目。笹生が目指す舞台・米女子ツアーで活躍してきた2人に続く快挙となった。

 この日は降雨によるコースコンディション不良により、当初の予定より3時間30分遅れの午前11時40分に競技を開始。国内女子ツアーでは初めてセカンドカットが行われ、予選通過62人のうち、3日目までの上位34人がプレーした。