北京五輪フィギュアスケート男子で3連覇の期待がかかる羽生結弦(ANA)の〝不思議〟に海外メディアが注目している。

 スポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」は、北京五輪で見るべきグローバルスター7人を選定。アルペン女子で3大会連続の金を目指すミカエラ・シフリン(米国)、ジャンプ男子の小林陵侑(土屋ホーム)らとともに羽生を選んだ。

 同メディアはスケーターのユニークなキャラクターに注目。「スポーツ界では、これまでにないことをする人はめったにいない。しかし羽生はそれを目指している。おそらく最後の試合であろう今大会で、クワッドアクセル(4回転半)に挑戦する予定」と、前人未到のチャレンジに挑んでいる羽生の姿を紹介。さらに、競技以外での様子についても踏み込んだ。

「羽生は魅力的な人物である。彼はソーシャルメディアを持たず(この時代のアスリートとしては本当にめずらしいこと)、日本だけでなく世界でも伝説的な存在であるにもかかわらず、ほとんどインタビューに応じない」とそのミステリアスさに言及した。確かに、世界中のトップ選手がSNSで積極的に発信する時代に、自分を貫く姿は神秘的に映るのかもしれない。

 同メディアは「もし彼が競技から離れることを決めたなら、少なくとも観客が入れる時にさよならツアーを行ってほしい」ともお願いした。

 氷上の演技とともに、人間性についても注目されているようだ。