フィギュアスケート女子の本郷理華(24)が現役引退を表明した。16日に自身のSNSを更新し「この度私事ではございますが、現役を引退する決断をしましたのでご報告させていただきます」と書き込んだ。

 本郷は2013年の全日本ジュニア選手権を制し、シニアに転向した14―15年シーズンのグランプリ(GP)シリーズ、ロシア杯に初優勝を果たした。15~17年まで3季連続で世界選手権にも出場。18年平昌五輪の参戦はかなわず、休養に入り、昨季に復帰し、昨年12月の全日本選手権で18位だった。

 自身の公式ツイッターで「全日本を終えてたくさん考えて、今の自分の実力、結果、コロナでカナダに行く事ができない状況などあと一年やるかやらないか迷った時、現実的に考えて引退を決めて次の道に進み、頑張っていこうと決めました」と理由を説明し「今後もスケートを滑ったり、スケートに関わっていく事が出来ればと思っています。次の道に進んでも、自分らしく笑顔で頑張っていきたいと思いますので、見守って頂けると嬉しいです」と記した。