【陸上】瀬古氏が日本新の鈴木を絶賛も 報奨金はなし「1億円あげたいんですけど…」

2021年02月28日 14時05分

瀬古利彦氏

 びわ湖毎日マラソン(滋賀・皇子山陸上競技場発着)が28日に行われ、鈴木健吾(25=富士通)が2時間4分56秒の日本新記録で優勝。大迫傑(29=ナイキ)の日本記録(2時間5分29秒)を33秒上回った。

 当大会は来年から大阪マラソンに統合されるため、滋賀での開催が今大会が最後。そんな中での快挙に、日本陸上連盟の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(64)は「最後のびわ湖にふさわしいレースになった。日本の歴史を変えるレースになった。鈴木選手は力があるとは思っていたが、まさか4分台が出るとは夢にも思っていなかった」と賛辞を贈った。

 昨年の東京マラソンで大迫が日本記録を樹立した際は1億円が授与された。しかし、昨年3月で報奨金制度は終了しているため「日本記録で本当なら1億円あげたいんですけど、俺は持っていないからなあ。残念だな、悔しいなという思いはあります」と複雑な胸中を語った。

 とはいえ、今回の記録は男子マラソン界にとって大きなプラス。「これから(2時間)4分56秒が一つのターゲットになる。4分が当たり前、3分台の歴史をこれからつないでいくという時代に入った」と今後に期待を寄せた。

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