福岡国際マラソンは6日、福岡市の平和台陸上競技場発着で行われ、2度目のマラソンだった青学大出身の吉田祐也(23=GMO)が、2時間7分5秒で初優勝した。東京五輪代表補欠の大塚祥平(26=九電工)が2位に入り、寺田夏生(29=JR東日本)が3位だった。
新型コロナウイルスの影響で約9か月ぶりとなった国内主要大会で2024年パリ五輪へ向けた新星が現れた。2時間7分5秒は、日本歴代9位に並ぶ記録。吉田は「優勝と(2時間)6分台の目標を立てていたが、力を出し切ることで目一杯だった。(途中からの独走で)競り合いがなかった中での(2時間)7分5秒はよかった」と振り返った。
吉田は、今春に卒業した青学大で第一線の競技人生から退くつもりだったが、1月の箱根駅伝後にエントリーした2月の別府大分毎日マラソンで初マラソンながら2時間8分30秒をマーク。日本人トップの3位と大健闘して社会人での競技続行を決断した。大手食品メーカー「ブルボン」の内定を辞退し、現所属のGMOインターネットグループに入社した。
2度目のマラソンでもしっかり結果を出してその選択が正しさを証明。吉田は「五輪は一つの目標だが、世界と戦うためには絶対的なスピードなどがまだ足りない。これから練習でそういった部分を補っていきたい」と先を見据えた。所属の花田勝彦監督(49)も「4分台を出せると思っている。世界で戦える選手になれる」と期待を寄せた。
このまま順調に成長してパリ五輪の出場をつかめるか。












