マラソン日本新の大迫「目の前のチャンスに挑戦しない方がリスク」

2020年03月02日 15時28分

一夜明け会見でレースを振り返った大迫

 東京マラソン(1日)で日本新記録を更新し、東京五輪代表に大きく前進した大迫傑(28=ナイキ)が一夜明けた2日、都内で会見を行った。

 今の気持ちについて「逆にまだ一夜しか明けていないので何とも言えないですが、ちょっと終わってホッとしたなって感じです」。最終選考会となる「びわ湖毎日」(8日)で今回の記録(2時間5分29秒)を上回る者がいなければ五輪代表枠を獲得する。本番へ向けて「コーチとこれから話したいと思います。まだ考えていません」と合宿地を含め、これから煮詰めていくつもりだ。

 2018年10月のシカゴマラソンの日本記録樹立時に続き、2度目の「1億円」をゲット。前日の会見で新たな大会設立を示唆したが、この日は「日本人の限界に挑戦するというのが大きなコンセプト」と発言。さらに「ここですべて話すっていうのはなかなか時間もかかるし難しいので、近いうちにいろんな情報を皆さんと共有できるんじゃないかと思っています」と語った。

 米国を練習拠点とし、今大会前にはケニアで合宿を行った。メディアへの発信方法も「自分らしさ」を貫く。風当たりを気にせず、常に先頭に立って切り開く姿勢について問われると「目の前にチャンスがあるのに挑戦しないことの方が、僕にとってはリスク」と言い切った。