米プロバスケットボールNBAのスーパースターだったコービー・ブライアントさんが、2020年1月のヘリコプター墜落事故により41歳の若さで命を落としてから、2年半がたつ。事故では搭乗していたコービーさんの次女ら9人全員が死亡し世界中に衝撃を与えたが、事故後の対応を巡りコービーさんの妻バネッサさんが訴訟を起こし全米の注目を集めている。
裁判は10日にロサンゼルスの連邦裁判所で始まり、米メディアは冒頭陳述の模様を一斉に伝えた。報道によれば、事故現場に駆けつけたロサンゼルス郡の保安官代理や消防士がコービーさんらの遺体を撮影。その遺体画像を複数の保安管代理や消防士が共有した。こうした行為により、バネッサさんは耐え難い精神的苦痛を受けてプライバシーを侵害されたとし、ロサンゼルス郡に損害賠償を求めているという。
複数の米メディアによれば、バネッサさん側は保安官代理が自分たちの個人的な満足のために写真を撮影したと主張。「8人のロサンゼルス郡保安官代理が、〝記念品のように笑うために〟写真を撮ったと彼女は述べた」(TMZスポーツ)。保安官代理の一人は、バーで女性の気を引こうとして写真を見せて自慢していたという。
一方、ロサンゼルス郡側は、写真が一般には公開されていないことを強調。バネッサさんもその写真を見たことがなく、精神的苦痛は写真ではなく事故に起因するものだと反論している。












