【注目! 令和の健康新技術】注目の健康関連技術を取り上げる本連載。今回は眼精疲労や首のこり、肩こりにいいとされる次世代型食品「カムカムナノカルシー」にスポットを当てる。
何より天然素材の持つ自然の健康パワーと、ナノテクという新技術のコラボレーションが異色だ。ビタミンCとポリフェノールを豊富に含むカムカムという果実の成分と、ホタテ貝粉末を微細化したナノ粒子を含んでいる。
カムカムは、南米のアマゾン川流域に育つスーパーフルーツである。果汁100グラム当たりビタミンCを約3000ミリグラム含み、これはアセロラの2倍、ローズヒップの3倍、キウイの40倍、イチゴの45倍、レモンの60倍、マンゴーの140倍、トマトの180倍。天然の果物では世界一の含有量とされる。
大きさは1粒が15~20ミリほど。ビタミンCやポリフェノールを豊富に含むのは果肉であり、果実の皮と種を取り除いて果汁にする。この果汁や、果汁の粉末パウダーが日本にも輸入され、それらを原料に飲料、サプリメント、調味料、アイスクリーム、菓子、せっけんなどがつくられている。中でも飲料は、大手飲料メーカー数社がカムカムドリンクに参入し、2005年ごろにプチブームとなったこともある。
そのカムカム粉末にカルシウムのナノレベル粉末を配合して開発されたのがカムカムナノカルシーである。開発したアマゾンカムカム(大阪府豊中市)は、カムカムドリンクの原料であるカムカム果汁の輸入を日本で唯一手がけるベンチャー企業で、原料輸入だけでなくカムカム製品を自社開発するメーカーでもある。
カムカムナノカルシーは、いわゆる健康食品であり、視力改善、脳細胞の活性化、筋力向上、疲労回復などの機能があるとされている。植物の含んでいる成分の薬効が注目されるのは珍しいことではないが、加えてナノ化したカルシウム粉末の作用も大学医学部で検証されている。両者の組み合わせ効果が興味深いところだが、それについては次回で紹介する。












