午前中に脳の働きがいいことは、誰もがなんとなく気がついているようです。それは、午前中に催される会議が多いことからも分かります。
精神科医の保坂隆先生によると、午前中は単に脳の働きが良くなるだけではなく、前向き・ポジティブな考え方もしやすいそうです。
逆に、夜中に考えると、どうしても後ろ向き・ネガティブな案が出やすくなります。特に失敗やミスをしたときは、この傾向が強くなります。
それは「夜、書いた手紙は出すな」という言葉があることからも分かります。たしかに、夜中に書いた手紙を翌日になって見直すと「なぜこんな悲観的なことを書いたのか」と、驚くことがあるでしょう。
また、小学校高学年の学力上位者を調べたところ、午後10時半以降に寝ていた子供はいなかったとか。
手紙や小学校の勉強でさえそうなのですから、夜中に挽回策やお金儲けの名案など浮かぶはずがありません。だから、夜はつまらない考え事はしないで、さっさと寝てしまうことです。
もし、時間の都合でどうしても夜に考え事をするときは、部屋をできるだけ明るくしてください。というのは、脳を活性化するセロトニンという物質は、明るくないと分泌されません。夜に考え事をすると後ろ向きになりやすいのもセロトニンの分泌量が減るのと関連しています。だから、せめて照明を明るくして、脳がセロトニンを分泌しやすい環境をつくりましょう。
勉強の場合も、徹夜をして覚えたことは、徹夜しなかったときよりもはるかに脳への定着率が低いと分かっています。
つまり、なにひとつプラスにならないわけです。プラスにならないことをやっていたら、お金がたまらないのは当然でしょう。












