小池百合子東京都知事は10日、新型コロナウイルスのモニタリング会議と対策本部会議を終えた後に報道対応した。政府が13都県へのまん延防止等重点措置を3月6日まで延長することを決定したことを受けて「都民の命と暮らしを守ることが重要。心苦しいが引き続きのご協力をお願いしたい」と話した。

 この日の東京都の新規感染者数は1万8891人で先週の木曜日の数字を下回った。ピークは過ぎたということなのか。

 小池氏は現状の認識を問われると、「先行してまん延防止等重点措置を取られた県では実効再生産数が1を切るところまできているが、そこからグッと抑えられてはいないとの指摘がある。他の国の例をみると、いったん緩和するとぶり返すこともみられる」と楽観視はしていないと話した。

 東京においては3回目のワクチン接種が進んでいない現状があると指摘。「実効再生産数は落ちてきたが、ピークアウトの議論にエネルギーをかけるより、現場はしっかりと命を守りながらワクチン接種、経口薬開発への支援等々をやっていくことが必要です」とピークアウトの議論は今ではないとの認識を示した。