イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドがフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(30)をエースの代役候補として獲得を検討していると、英メディア「CAUGHTOFFSIDE」が報じた。

 マンUではエースでポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が今季の欧州チャンピオンズリーグ出場を熱望し、この夏の移籍をリクエスト。26日に代理人のホルヘ・メンデス氏を加えて会談したクラブ側は慰留し、2023年6月末までの契約を盾に退団を認めない方針を示したと、各メディアが伝えている。

 話し合いは平行線だったとみられ、C・ロナウドはあくまで移籍を求めたという。そんな中、同メディアによると、マンUはスター選手が退団した場合に「潜在的な代替選手として、PSGのFWネイマールを検討している」と指摘し「ブラジル人はクリエーターであり、ゴールスコアラーでもあり、間違いなく世界でも優れた攻撃者の1人だ」という。

 ネイマールをめぐっては「適切なオファー」があれば、PSGも今夏の退団を認める方針と伝えられているものの、移籍金は1億5000万ユーロ(約207億円)と見込まれおり、C・ロナウドの動向がサッカー界に大きなうねりを巻き起こしそうだ。