
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(27)の苦境を韓国メディアが特集した。
南野は3月20日に行われたFA杯準々決勝の2部ノッティンガムフォレスト戦を最後に、約2か月もの間出場機会を得られていない。
韓国メディア「スポーツ春秋」は日本の10番として注目される南野の現状を「出場ゼロが続く日本の看板スターは、リバプールの相次ぐ優勝の中でも笑えない」と題して着目した。
リバプールはイングランド・リーグ杯、FA杯とすでに2冠を達成。今後はプレミアリーグと決勝に進出している欧州チャンピオンズリーグ(CL)の優勝の可能性があり、タイトル総なめも視野に入れる歴史的シーズンになっている。
そうした中で同メディアは「リバプールが最高のシーズンに向かって進む中、ここで笑えない選手がいる。それが南野だ」と厳しく指摘。南野は最強軍団の中で一人〝蚊帳の外〟というわけだ。
今季の南野はリーグ戦で先発がなく2得点、CLではゴール、アシストともにない。リーグ杯では5試合に出場して4得点と存在感を見せたが肝心の決勝では出番がなくチーム内の苦しい立場が浮き彫りになった。
こうした状況から、同メディアは「リバプールでは越えなければならない山が高すぎる」ともはや戦力外になっていると指摘。今夏の移籍は必至とみており「南野がザルツブルク時代に指導を受けた監督がいるリーズに向かう可能性がある」と予測した。
シーズンの佳境で南野に出番はまわってくるのか。今後の去就に宿敵韓国でも注目が高まっている。
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