ロシア占領下にあるウクライナの都市で、サッカーの女性審判員が連れ去られてしまった。

 ウクライナ「スポーツ・セゴドニャ」によると、イリーナ・ペトロワさんはロシア占領下のノバカホフカで9日午後、酔っ払い風の男たちに突然つかまり、強制的に警察署に連行された。男たちは、ロシアのシンボルである聖ジョージのリボンを身に着けていたという。

 同メディアによると、ペトロワさんはサッカーのコーチと審判を務めており、ロシア側が市内で開催したサッカー大会の審判を拒否していた。また、親ウクライナの平和集会にも参加していたという。

 サッカーを巡り、なんとも物騒な事態が起こっている。