日本代表DF冨安健洋(23)が所属するイングランド・プレミアリーグのアーセナルが、大盤振る舞いを用意している。英紙「デーリー・メール」によると、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権(リーグ戦4位以内)を獲得した場合、選手一人あたり最大50万ポンド(約7600万円)のボーナスを支給する可能性があるというのだ。

 現在、リーグ4位につけるが、CL圏内を争う戦いはし烈。それを勝ち抜いて2017年以来の出場権ゲットとなれば、クラブにとっても大きな収入になる。同紙は、少なくとも5000万(約76億円)の賞金に値すると指摘。またCLに出場で自動的に週給が上がるという条項を契約に入れている選手もいるという。

 さらにCL出場がチームにとって大きいのは、イングランド代表FWブカヨ・サカら若手スター選手の引き止め効果にもなることだ。そしてCLで活躍すれば、当該選手の移籍金を高める効果も期待でき、その後移籍されたとしてもメリットは大きい。冨安も〝CLボーナス〟をゲットして、さらなる飛躍につながる活躍を見せることができるか。