フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が保有する高級ホテルが、違法建築の疑いで取り壊し寸前のピンチだ。

 7度目のバロンドールに輝いたメッシにショッキングなニュースが舞い込んだ。スペイン「エル・コンフィデンシャル」は、メッシがスペイン・シッチェスに所有する4つ星ホテル「ミム シッチェス」が、市の建築基準を満たしていないため、裁判所から物件の取り壊しを命じられ、係争中だと報じた。

 77部屋あるホテルは、バルコニーが大きすぎ、サイズを変えれば建物そのものが崩壊する。メッシは2017年に実業家のサンチェス氏からホテルを3000万ユーロ(約39億円)で購入。悲しいことに、当時すでに市から取り壊し命令が出されており、知らずに買ったと報じられている。

 環境にも配慮したメッシ肝入りのホテル。騙されていたとしたら、精神的な打撃は大きそうだ。