サッカー日本代表FWオナイウ阿道(25=横浜M)がフランス2部トゥールーズに移籍すると同国メディア「LADEPECHE」が報じている。

 オナイウは今季J1で12得点をマーク。日本代表でもデビューを果たし、6月15日に行われたカタールW杯アジア2次予選キルギス戦ではハットトリックを達成した。この夏まで横浜Mの監督を務めていたアンジェ・ポステコグルー(55)監督がスコットランド1部セルティックの指揮官に就任したことで同クラブへの移籍が報じられていたが、新天地はフランスになるようだ。

 同メディアは「トゥールーズは今季最初の新入団選手を迎える。クラブは日本代表ストライカーのオナイウ阿道と合意に達した。25歳のストライカー(180センチ、75キロ)は、健康診断を終えた後、来週中にトゥールーズに加わる予定だ。契約期間は不明」とし、オナイウの加入を断定的に伝えている。

 また「2018年から20年2月にかけて所属したセンターバックの昌子源(28=現G大阪)次いでクラブ史上2人目の日本人となる」と報じた。フランス2部は7月24日に開幕を迎えるものの、オナイウが出場できるかは未定とし「特にオナイウは調子が良い」とし、新戦力として期待していた。