イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の周辺も騒がしくなりそうだ。

 ユベントスは9日(日本時間10日)、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でポルト(ポルトガル)に延長戦で3―2と勝利し、2戦合計4―4とするもアウェーゴール差で敗退した。不発だったC・ロナウドは延長後半10分に迎えた自陣ゴール前でFKのピンチで壁に入ったものの背中を向けてジャンプしたところ、ボールは股の間を抜けてゴールに吸い込まれるなど、痛恨のミスを犯した。

 すでに、イタリアサッカー界の重鎮でスペイン1部レアル・マドリードなどビッグクラブの監督を歴任した名将ファビオ・カペッロ氏(74)から非難されるなど、窮地に追い込まれているが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「4・5ロナウド」との見出しを付け、失態を見せたエースの評価(10点満点)をチーム最低の4・5点と酷評した。

 また英紙「サン」は、ユベントスのCL制覇のため、2018年夏に加入した背番号7について「将来は疑わしい」とし「36歳となり、クラブはC・ロナウドと彼の超高賃金を維持するか、ユべントスは今年の夏に大きな決断を下します」とし、2022年まである契約の延長交渉にも影響すると報じた。