森保ジャパンの最終兵器となるか。U―21日本代表候補は6月開幕のU―23アジアカップ(ウズベキスタン)に向けて千葉市内で合宿中。その中で注目度が急上昇しているのが〝和製ハーランド〟ことFW中島大嘉(19=札幌)だ。今季は10代ながら公式戦で早くも6ゴールを量産。188センチのフィジカルにスピードや技術も兼ね備え、スケールの大きなプレーはノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(ドルトムント)をほうふつさせる。

 10日の練習後には「ゴール前では自信あるし、J1でも圧倒的な武器になっている」「身体能力も高い」などと自画自賛。さらに「世間の人たちに注目されるような結果を提供できる。ザワつかせたい」と日本のエースだったMF本田圭佑ばりのビッグマウスを連発し、大物の風格を漂わせている。

 世界からも注目を集めており、オーストリアメディア「ヒュッテ」などは「(同国1部)ラピッド・ウィーンと(スペイン2部)サラゴサが彼を気に入っている」と欧州移籍の可能性も浮上。また、在京Jクラブのコーチは「かなりの伸びしろがある。大化けするかも」と底知れない能力を評価し、今後の活躍次第ではカタールW杯(11月開幕)を戦う森保ジャパンの最終兵器になりえる。

 森保一監督は9日に、JリーグのFWに向けて「日本が世界で勝っていくためには決めるところを上げなければ。〝俺が決めて勝つ〟と(いう気持ちで)やってもらえたら」と強力ストライカーの誕生を熱望したばかり。それが中島になる可能性も十分だ。