サッカーの北中米W杯1次リーグF組初戦(米国・ダラス、14日=日本時間15日)、日本代表と2―2で引き分けたオランダ代表で存在感を見せたDFフィルジル・ファンダイク(34=リバプール)は今大会が最後のW杯になりそうだ。

 2022年カタール大会から2度目の主将を務めるファンダイクは、センターバックとして、この日も日本の攻撃を次々と阻止。攻撃でも後半5分に先制点を決めるなど、活躍を見せた。

 チームをけん引する存在だが、前日の13日(同14日)の公式会見では、ロナルド・クーマン監督は来月35歳になる主将について「すべての敬意を込めて言うが、おそらく彼にとってこれが最後のW杯になるだろう。だからこそみんなにとっても、彼にとっても、これが忘れられない大会になることを願っている」と語っていた。

 しかし、そのリーダーぶりは健在で「ピッチ内において、彼は素晴らしいディフェンダーだ。チームに経験をもたらしてくれるし、後方からのビルドアップも素晴らしい。そして、試合の勝敗を大きく左右するセットプレーの局面にも強い」とピッチ上でのパフォーマンスを評価。ピッチ外では「他の選手たちに対して威厳がある。チームで他にもそうした選手はいるが、彼は長い期間一緒に過ごすことになっても、チーム内の雰囲気を非常に良い状態に保ってくれる」とベテランが放つ存在感を称賛した。

 オランダは前回大会はアルゼンチンとの準々決勝をPK戦で敗れており、ファンダイクは1番手のキッカーとして名乗り出るも失敗。大黒柱として、最後の舞台で雪辱を果たせるか。