明治安田生命J1第29節(10日)、苦境にあえぐ神戸は、ホーム名古屋戦で0―0のドローに終わった。勝ち点1を加算したが、J2自動降格圏の17位は変わりなかった。

 ホームで勝ち点3がほしいところだったが、ゴールが遠い展開。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、日本代表FW大迫勇也を欠く中、ゴールを期待されたFW武藤嘉紀はチャンスを決め切れなかった。痛いドローに吉田孝行監督は「勝ち点3が必要なのはわかっている。選手は最後まで戦ってくれた」。負傷から約2か月ぶりにリーグ戦復帰したDF菊池流帆は「勝たなきゃいけない中で、勝ち点3を取れず残念」と厳しい表情だった。

 今後も残留へ向けた厳しい戦いが続くが、14日のFC東京戦、18日のG大阪戦とホームで相手を迎え撃つ。指揮官は「サポーターの方は納得していない。納得してもらうためには勝つしかない。下を向かずやっていきたい」と前を向いた。