J1C大阪を規律違反などの問題で退団した元日本代表MF乾貴士(34)が15日、J2岡山の練習に参加した。

 乾はC大阪で暴言などが問題視されて公式戦6試合の出場停止処分を受けた後、9日に契約解除に至った。今回は岡山に契約を前提とせず練習参加することが決まり、この日から合流。約1時間半にわたって岡山の選手とともにフルメニューを消化した。

 練習後には騒動後初めて取材に応じ、まず岡山での練習参加について「木山さんが何年か前にスペインに来ていただいて会って食事をしたりして、そこからの縁ですぐに連絡を入れてくれた。もしよかったら練習参加するかと言われたので、チームの中でできることを求めていたので参加させてもらった」と経緯を説明した。

 気になる今後の進路については「本当に分からない、先のことは」と白紙を強調。岡山入団についても「続けていって、このチームでプレーしたいと思うことも可能性はないわけじゃない」と語った。海外移籍への思いについても「なくはない」と選択肢にあるとした。

 また、退団したC大阪への思いについては「もちろん葛藤はすごくあったし、いろんな思いはあったので。それは苦しくないといったらウソになる。セレッソに対しては今は感謝しかない。あとはもう切り替えて次のところで頑張りたい。もう一度サッカーを楽しくやりたい思いがある」と熱く語った。

 さらに「サッカーやめようかなという思いもあったし。まあ自分はサッカーしかないというのがあったのと、息子に『まだやめんといて』と言われた。他にもいろんな人に止められたというのは正直あった」と一時は引退もよぎった胸の内を明かした。

 日本代表としても活躍したスター選手の今後の動向に注目が集まる。