
J1神戸は8日、スペイン出身のミゲル・アンヘル・ロティーナ氏(64)が新監督に就任すると発表した。
今季開幕から低迷する神戸は7試合を終えて未勝利だった3月に三浦淳寛監督との契約解除。新監督を捜しを進めている中、スペイン1部エスパニョールなどを指揮した名将で、東京VやC大阪で監督を務めたロティーナ氏を指名。現在9試合勝ちなしのチーム再建を託すことになった。
会見した新監督は「チャンスを与えてもらって喜んでいる。偉大なクラブで仕事ができるのはうれしい」とし「クラブのプレースタイルと自分のやり方をつなぎ合わせることができればと思う。団結していい雰囲気をつくれば、結果はより簡単な形で転がり込んでくる」などと抱負を語った。
また、神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)については「スペインサッカーに多くのものをもたらした選手。尊敬の念をもっている。はっきりしているのは彼の最大のパフォーマンスを引き出すため、彼がプレーしやすい環境を整えていきたい」と、世界的スター選手をフル活用していく方針だ。
神戸は10日にC大阪と対戦した後、タイで行われるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ6連戦に臨む。新監督は「全員にプレーモデルを理解してもらうことが重要と考えている。競争力のあるチームに構築していきたい」と意欲を語っていた。
【関連記事】
- 関連タグ: