元日本代表FW武田修宏氏(54)が22日からJFL(4部)の鈴鹿ポイントゲッターズのトレーニングキャンプに特別ゲストとして参加し、臨時コーチを務めた。

 鈴鹿は元日本代表MF三浦泰年監督(56)が指揮し、今季から弟で同FW三浦知良(54)が加入した。3人はかつてV川崎(現東京V)時代のチームメート。そんな縁もあり、合宿参加の招待を受けた武田氏は「指導者の勉強にもなるし、現場のいろいろなことも学べると思った。カズさんもいるし、ストライカーのコーチとして少しでも役に立てれば…」と語っていた。

 この日は臨時コーチとして三浦監督のサポート役に徹して、練習でも積極的に動き回り、かつて2トップを組んだカズともコミュニケーションを取っていた。「久しぶりにみんなで一緒にランニングしたり、初日だったけど、楽しんでやれたかな。ピッチでヤスさん、カズさんとボール回しもしてね」と初日のトレーニングを振り返った。

 武田氏は27日までキャンプに参加する予定で「三浦監督をしっかりサポートしたい。カズさんもね」と語っていた