来季も残留へ。J1浦和のデンマーク出身FWカスパー・ユンカー(27)が契約延長を熱望したと、北欧メディア「Sporten・cоm」が伝えている。

 今年4月に浦和入りしたユンカーはここまでリーグ20試合出場で9得点をマークするなど大活躍中。そんな中、10月にはJ1神戸が来季に向けて移籍金3750万クローネ(約6億7000万円)以上で獲得オファーを出すと、欧州メディアで報じられるなど、来季の去就が注目されている。

 同メディアはデンマークメディア「Bold」の情報をもとにし、ユンカーが夏にJ1神戸やサンプドリアなどからのオファーが届いていたこと認めた上で「それはクラブにとっても、私にとっても非常に良いオファーでした。本当にたくさんのものを確保することができたかもしれない。しかし、私はすぐにそれを乗り越えて、浦和がめちゃくちゃ好きだ」とコメントしたという。

 同メディアはユンカーと浦和の契約は2022年末までで、1年の契約延長のオプションがあると指摘。ユンカーは「私の計画は日本に滞在することです。浦和に来られてうれしいです。本当にほしいのは、もう少し長い契約を結ぶことだけなので」と語り、浦和との契約延長を熱望したと伝えている。

 改めて〝浦和愛〟を強調したユンカーの動向に注目が集まりそうだ。