J1のFC東京で主将を務めるMF東慶悟(30)がJ1通算300試合出場への思いを熱く語った。

 大記録まであと1試合に迫っている東は29日、にオンラインで取材に応じ「本当にいろんな人に感謝したい。それだけ数多く東京で試合に出させてもらって感謝をしたい」と重ねて感謝の言葉を口にした。

 5月1日の横浜M戦(味スタ)で快挙達成が見込まれるが「これからも責任を持ってプレーしたい。300試合に向けて準備して、達成すれば301試合へ準備したい」と主将らしく平常心で臨むつもりだ。

 デビューは2009年の敵地での浦和戦。「最初の大分での1試合目は覚えている。小学校からサッカーを始めて、プロの世界に入って1試合目。これからもしっかり自分と向き合ってサッカーをしていきたい」と静かに振り返りながら、その先のサッカー人生を見つめている。

「これまで失敗や挫折もあった。いろいろ経験をしてここに来た。負けている時にはいろんなところに目が行きがちだが、自分と向き合って自分に矢印を向けてサッカーをやっていきたい」。チームは現在リーグ戦で10位と苦しい位置にいるが、節目の記録をきっかけにして巻き返しを図る。