不安が残る一戦となった。J1神戸は11日、G大阪(吹田)と対戦。横浜FC戦(8日、ニッパツ)から中2日ということもあり、先発を9人入れ替えて臨んだが、0―1で敗れた。

 11月下旬からアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を迎える神戸イレブン。いい流れを作りたいところだったが、決定機を生かせない展開が続く。逆に、前半27分に先制点を献上。その後も果敢にゴールへ迫るも、G大阪の守備陣を崩すことはできなかった。

 三浦淳寛監督(46)は「前半チャンスがあったのに決めきれなかった。試合の内容自体は良かったと思うが、失点をしてしまうとなかなか相手が守備を固めたときに崩して点を取るのは難しい試合だった」と悔しさをにじませた。

 この日の敗戦で今季初のリーグ戦3連敗となった。さらに、直近8試合で1勝1分け6敗と苦しい戦いを強いられている。「全体としては若い選手も含めてチームの底上げはある程度感じている」と収穫点を強調したが、少しでも早く結果が欲しいところだ。