【Jリーグ】今季限りで引退の中村憲剛 自身が大ファンの「嵐」とともに去る

2020年11月11日 12時42分

中村憲剛

 川崎フロンターレひと筋18年の元日本代表MF中村憲剛(40)が、今季限りで現役を引退する。かねて決めていたという40歳でのタイミングだったが、偶然にも自身が大ファンである人気アイドルグループと同じタイミングで転機を迎えることになった。

 1日に引退を表明したユーチューブのクラブ公式チャンネルで中村は「30歳を過ぎたときに、1回35歳まで頑張ろうと。35歳の誕生日を迎えた時に、妻と(話して)40歳というところで区切りを付ける、目の前の1年、1年を勝負に頑張ろうと思っていた」と経緯を説明した。

 40歳の誕生日を迎えた10月31日にホームのFC東京戦でバースデーゴールを挙げた。昨年11月の広島戦で負った左膝前十字靭帯損傷の重傷から復活し、まだ現役バリバリでやれる中でも決断を貫いた。

 その決断にあたり直接の影響はなかっただろうが、大ファンを公言するジャニーズの大人気アイドルグループ「嵐」は、今年12月31日をもって活動を休止。中村は最長で2021年元旦の天皇杯決勝が現役ラストマッチとなり、ほぼ時を同じくしてそれぞれの区切りを迎えるのだ。

 振り返れば、中村は昨年1月27日の嵐の活動休止発表にいつになく興奮。当日は19年新体制発表会で本人は、クラブのユーチューブ公式チャンネルで実況を担当していた中、自らその話題を切り出して「正直、締めのあいさつどころではなかった。大ファンでもあるんで。なんでこの新体制の時に発表しちゃったかな。ちょっと精神的な動揺があった」とコメントしていた。

 そのとき中村は翌年限りの引退を決めており、同じタイミングで迎える節目にシンパシーを感じていてもおかしくはない。
 実際、テレビ共演などを通じた親交もある。15年1月に放送された「VS嵐」(フジテレビ系)に出演したときには、自身のブログで「うちの広報に3年くらい前から『出たい出たい出たい…』と言い続けた(笑)。念願の番組『VS嵐』に川崎フロンターレが出演させてもらえました!」と大喜び。18年にはメンバーの相葉雅紀(37)が司会を務めた「グッと!スポーツ」(NHK総合)にも出演した。

 引退後は、指導者や解説者として引っ張りダコとなるのは確実だが、嵐のメンバーとは、どんな形で再会するのだろうか。