FC東京 主催の有観客試合に向け対応に苦慮

2020年07月09日 15時23分

 FC東京の大金直樹社長(53)が9日にウェブ上で取材に応じ、7月10日から順次解禁される有観客試合での方針を説明した。

 FC東京では、18日の浦和戦がリーグ戦再開後最初の有観客主催試合となる。当面は収容人数が上限5000人のためチケットのプラチナ化が予想された一方で、販売数が伸び悩んでいるクラブもある。

 そうした中でFC東京は「先行で優先的な販売をしていて抽選になっている。そのあとに一般の方にも購入して頂ける仕組みになっている。対象が年間チケットを持っている1万人弱で、その方たちに対して5000人。定員数以上の応募はあったが(売れ行きの)スピードや総数では思っていたほどのものではない。そんなにはプラチナ感は出ていないのかな」と現状を説明した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で第2波の懸念も出てきている中、少なくともファンやサポーターが現地観戦に殺到する状況には至っていないようだ。

 ただ、8月1日からは収容人数が上限50%に拡大される予定。FC東京の本拠地である味の素スタジアムでは、約24000人の客入れが可能となるだけに、密集や密接が心配される。場内に加えて、味スタでは駐車場を利用できず移動手段が公共交通機関のみになるので、最寄り駅などでも混雑を招く恐れがある。

 大金社長は「電車については今までどおり臨時で飛田給駅に止まるくらいしかなくて、感染対策においてはない。シャトルバスは、乗る人数を制限したり増便して頂いたりという調整をしてもらっている。あとは入場時の時間帯を分散しながら、移動の時間をずらしながら入場の工夫をするのはどうかと。そういった対策を取っていきたい」と現状の対応方針を説明。苦心しながら可能な範囲で感染防止対策を練っている