最大危機に勝て! Jリーグ27年前「開幕戦」の結束を再び

2020年04月08日 16時40分

1993年5月15日、Jリーグが幕を開けた

【武田修宏の直言!】先日、NHK―BS1で1993年のJリーグ開幕戦、ヴェルディ川崎―横浜M戦が放送されていた。国立競技場のピッチに立つ前は、悲願のプロサッカーのスタートとあって、さすがに感傷的になったし、多少なりともこみ上げるものがあったな。今でも満員のスタンドと大歓声を思い出すと、鳥肌が立つよ。

 プロ化の実現に向けてJリーグの川淵三郎チェアマン(当時)や選手らサッカー界が一丸となっていろんなことに取り組んだのも懐かしい。久しぶりに見た27年前の試合も本当に面白かったね。技術的には今の選手にかなわないけど、ひたむきさだったり、結束力は当時の方があったんじゃないかな。

 今は新型コロナウイルスの感染拡大でJリーグも中断。再開のメドも立たないし、倒産クラブがいつ出てもおかしくない状況でJリーグにとっては過去最大の危機を迎えている。OBとしては、どうにかしてこのピンチを救いたい。Jリーグが発足した27年前のようにサッカー界が一体となってサポートしたいところだね。

 例えばラモス瑠偉さんとか柱谷哲二さん。あとは中田英寿、前園真聖、中沢佑二ら…。こういうときこそOBが一緒に活動したほうが、世の中に何か大きな効果を与えられるんじゃないかな。それにJリーグの村井満チェアマン(60)もぜひ、声をかけてほしいね。協力できることがあれば、無償でもやります!

 ちなみにJリーグ開幕戦の再放送を見た後、カズこと三浦知良さん(53=横浜FC)から連絡があった。試合を見ていたようで「27年前の試合も面白かったな」と言っていたけど、ここまでつないできたJリーグの火を消したくないよね。(元日本代表FW)