【WWE】カイリ米マット離脱へ!日本人男性と2月に入籍で今夏中に帰国か

2020年07月15日 16時49分

アスカ(右)とダブルのヒップアタックを決めたカイリだったが…(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド13日(日本時間14日)発】WWEで活躍する“海賊姫”カイリ・セイン(31)の去就に注目が集まっている。“女帝”ことロウ女子王者アスカ(38)とのカブキ・ウォリアーズでWWE女子タッグ王座取りに失敗したこともあり、早ければ今夏中に米国を離れる可能性が高まった。

 ロウ大会でカイリとアスカのカブキ・ウォリアーズは、WWE女子タッグ王者のベイリー(31)、サーシャ・バンクス(28)組に挑戦。久々の王座戦とあって、海賊姫は序盤から躍動した。ベイリーを踏み台にしてコーナーのサーシャにフライングエルボーを決め、アスカとのダブルのスピアーからベイリーにはスライディングDを決めた。

 終盤も女帝のアスカロックから逃れたサーシャに必殺のインセインエルボーを決めると、フライングカブキエルボーからのスライディングDで勝負に出る。だがサーシャはこのタイミングを読んでいた。飛び込んできたカイリの腕を捕らえ、一気に必殺のバンク・ステートメント(バックスタバーからのクロスフェースロック)に移行。海賊姫はたまらずタップして、4月に失ったベルトを取り戻すことはできなかった。

 ほぼ互角の内容で「次回こそ」と期待を抱かせる内容だったが、現地メディアでは「米国ではこの試合が最後の試合になるのではないか」との見方が強まっている。2月22日に日本人男性と入籍したこともあり「本拠地を日本に移すことが濃厚」と報じるメディアもある。

 また、近い関係者にも日本に戻りたい意思を伝えており、今年に入ってから早期の帰国がささやかれていた。ただしWWEから完全に離れて、日本の他団体に出場する可能性は低い。あくまで拠点を日本に移し、WWEとは今後も友好関係をキープし続けるだろうという論調がほとんどだ。

 どのような形を選ぶかはまだ分からないものの、真夏の祭典「サマースラム」(8月23日)までには何かしらの発表があるものと思われる。WWEジャパンは本紙の取材に対し「こちらには何の情報も届いておりません」とした。

 カイリは日本の女子プロレス団体「スターダム」を退団し、2017年6月にWWEに移籍。同年9月には女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」で優勝し、その後はNXT女子王座を戴冠した。昨年4月には一軍昇格を果たし、アスカとのカブキ・ウォリアーズでWWE女子タッグ王座を奪取するなど着実に実績を積み上げてきた。

 世界の海賊姫が定める次なる“海路”はどこになるのか。日米マット界にとってプラスとなる行動に出ることは間違いなさそうだ。