女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ジュリア(28)がスターライト・キッドのマスクに手をかけた。

 27日の後楽園ホール大会で行われたシングルリーグ戦「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦でキッドと激突したジュリア。昨年2月、自身が王者として臨んだワンダー王座戦で、挑戦者だったキッドのマスクをハサミで切り刻み、会場を騒然させた過去があるとあって、観客は固唾をのんで見守った。

 さっそくジュリアは入場したキッドに奇襲攻撃を仕掛け、マスクの右目部分を引き裂きニヤリ。怒り心頭のキッドとセコンドの「大江戸隊」から猛攻撃を受け、場外で大乱闘となった。リングに戻るとジュリアが頭突きを連発し、そのままエルボー合戦に突入。両者一歩も譲らない激しい攻防を展開した。終盤、キッドから黒虎天罰を決められた上にムーンサルトプレスを食らいピンチを迎えるも、最後は雁之助クラッチで丸め込み3カウントを奪った。

 試合後も負けに納得がいかないキッドが大暴れし、大乱闘に発展した。セコンドの仲裁により収まった後、マイクを手にしたジュリアは「頑張ってるね、きっちゃん。勢いに乗っているね、きっちゃん。でもちょっと物足りなかったでしょ?」と語りかけ「1年半ぐらい前かな。ここでそのマスクを引き裂いてやったけど、あの快感がこいつ(キッド)は好きで好きでたまらねぇみたいでさ。今日もお前の欲望を満たしてやろうと思ったけど、あとちょっとだったな」と挑発した。さらに「まぁまぁ、この続きはまたのお楽しみにということで、今日は帰れクソチビ!」と叫んだ。

 因縁の対決を制した、お騒がせ女はこれで3勝2敗と形勢逆転の兆しをつかんだ。本調子に戻ったジュリアの躍進に期待が集まる。