女子プロレス「スターダム」の祭典「5★STAR GP」(7月30日、大田区で開幕)出場をかけた「出場権争奪リーグ戦」は28日の後楽園大会で最終公式戦が行われ、桜井まい、飯田沙耶、壮麗亜美の3人が出場権をゲットした。

 Bブロックの桜井は、極悪軍団「大江戸隊」の琉悪夏と対戦。体重とパワーを生かした攻撃に苦戦を強いられ、冷凍庫爆弾を背中に食らいグロッギー状態となったが、最後の最後でクルリと丸め込んだ。

 これで2勝1分け1敗の勝ち点5に。両ブロックの得点上位から8点の壮麗、5点の桜井と飯田の本戦出場が決まった。

 セコンドの〝師匠〟ジュリアからも祝福された桜井は「本当にギリギリで昨日の夜寝られなかったんですけど、最後に琉悪夏という強敵を相手に勝てたことですごく自信になりました。予選リーグを突破できなくて悔しい思いをしている選手がいっぱいいると思う。でも私がみんなの気持ちを背負って、絶対にいい結果を残します」と誓った。

 さらに初となる祭典に向け「シングルで普段戦えない選手がいっぱいいるので、強い選手とシングルで戦って自分の経験値を上げていきたい。誰と戦いたいか? 中野たむ選手です。自分がコズエン(コズミック・エンジェルズ)を抜けてDDM(ドンナ・デル・モンド)に入ってまだシングルで戦ってない。成長して前よりは強くなっていると思うので」と目を光らせた。