【スターダム】林下詩美が新日本に宣戦布告! 夏開幕5★STARは「打倒G1という意識」 

2022年06月27日 06時15分

エスケープを狙う岩谷(上)を追う詩美(東スポWeb)
エスケープを狙う岩谷(上)を追う詩美(東スポWeb)

 夏の風物詩で〝本家超え〟なるか。女子プロレス「スターダム」の林下詩美(23)が、最強女子決定戦「5★STAR GP」(7月30日、大田区で開幕)の主役を狙っている。史上最多26選手が参戦する今大会はコロナ前の活気を取り戻すべく、新日本プロレス夏の祭典「G1クライマックス」(7月16日、札幌で開幕)をライバル視。2年ぶり制覇からワールド王座返り咲きを果たす。


 団体初のケージマッチとなった26日の名古屋国際会議場イベントホール大会で詩美は「クイーンズ・クエスト(QQ)」の上谷沙弥、AZMと組んで「STARS」の岩谷麻優&葉月&コグマと6人タッグで対戦。1213人満員(主催者発表)の観衆が詰めかけた注目の一戦は、激しい攻防が繰り広げられた。

 順に岩谷、上谷、葉月、詩美がエスケープに成功。残るは自軍のAZMとコグマだけとなり、最後は5メートルの高さからの場外ダイブを成功させたコグマにエスケープを許し、STARSが勝利。QQ新リーダーとして勝利に導けなかった。

 だが、詩美の目は死んでいなかった。すでに「5★STAR GP」を視野に入れているからだ。今年は新日本「G1クライマックス」が3年ぶりの夏開催となる。詩美は「ファンとして見ていたころは夏が来たらG1、G1が来たら夏という感じだった」としつつ「5★STARを見て夏を感じている人もたくさんいると思う。G1にも負けないような熱量を出して盛り上げたいですよね」と気合十分だ。

 スターダム版G1として夏の風物詩になりつつある「5★STAR」は今回、史上最多の26選手が参戦。本家G1も史上最多28選手がエントリーし、いずれの大会も期待が高まるが「男女でお互いに頑張っていこうという気持ちもあるけど、『打倒G1』という意識が強いですね」と語気を強める。

 並々ならぬ思いには理由がある。「今年の夏は、またあのころ(コロナ前)のような激しく熱い夏を取り戻せるんじゃないかなと。それはプロレス界全体にかかっていると思います」。コロナ禍脱却の象徴となる大会にするつもりだ。

 もちろん、主役を譲るつもりはない。デビュー直後の2018年大会を準優勝し、20年大会は初優勝からワールド王座初戴冠につなげた縁起のいい大会でもある。

 昨年末に同王座から陥落後はシングル王座を手にしていないが、「そろそろ私がベルトを巻いている姿を皆さんが待っていると思いますし、この大会は自分の未来をこじ開けることができるチャンスでもある。また優勝して赤いベルト(ワールド王座)の道につなげられたら」ときっぱり。復権のきっかけにする。

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