今年度の女子プロレス大賞を初受賞したスターダムのワールド王者・岩谷麻優(26)が、24日の東京・後楽園ホール大会でライバルの花月(27)を相手に初防衛に成功した。
試合は終盤まで防戦が続く苦しい展開となったが、なんとか猛攻に耐え切ると最後は飛龍原爆固め、ツームストーンパイルドライバー、月面水爆とつなげて3カウントを奪った。
試合後は「花月! 青い毒霧…最高のクリスマスプレゼントありがとう。今年も最悪のライバルでした。来年もよろしく」。続いてリングインした渡辺桃から挑戦を表明され、快諾した。
その後、場内の大型ビジョンでサプライズ発表されたのが、東京ドーム大会へのスターダム勢参戦だ。今年の振り返り映像に続き、最後に1月4日の東京ドーム大会で「第0試合」としてスターダムの試合が行われることが発表された。
また“お騒がせ女”ジュリア(25)と木村花(22)のハーフ抗争は越年が決定した。
入団直後の会見でインドネシア人とのハーフの木村から「ハーフは1人でいい」などと罵声を浴びせられ、乱闘を繰り広げたイタリア人とのハーフのジュリア。この日はその遺恨を決着すべくシングル戦で激突した。首絞めに頭突き、ビンタなど感情むき出しで戦ったが、15分では決着がつかず時間切れ引き分けだった。
試合後、にらみ合いながら拳をぶつけ合うと「ジュリアのことが好きで好きでたまらない木村花! 来年はもっとおめーにジュリアを味わわせてやる。覚えておけよ、アルベデルチ!」。美女2人の戦いから2020年も目が離せない。