新日本プロレス5日の後楽園ホール大会で約2年半ぶりに声出し応援が解禁され、レスラーたちもさまざまな反応を見せた。

 コロナ禍により新日本の会場では2020年2月26日沖縄大会を最後に、声出し応援が禁止されていた。約2年半ぶりに解禁されたこの日の大会では、50%の観客制限を設け、声出しなしエリアも設けられて開催された。

 オープニングマッチに登場した鈴木みのるは代名詞の「風になれ」の大合唱を背に入場。ゴッチ式パイルドライバーでバッドデュード・ティトを下すと「俺にしてみたら、これが新しいスタートだとか次の第一歩とかこれっぽっちも思ってねえから。これがあるべき姿だ。プロレスの、な。腹の底から応援して、腹の底からふざけんなコノヤロー!って文句言って、1日楽しんで明日の活力にする。それが俺が考える、日本におけるプロレス。俺の思う最高のプロレスは〝大衆娯楽〟だ」と持論を展開した。

 また、コロナ禍の2020年以降に新日本マット登場を果たしたグレート―O―カーンとマスター・ワトは、国内では初めて観客から声援を受けた。「グレート! オー! カーン!」のチャントで会場を沸かせたオーカーンは「英国、米国では大声援を受けている。日本の愚民どもがちょっとシャイだっただけじゃねえか。そのぐらい許してやるよ、そのぐらい器が大きいんだよ。その分、今後一番大きな声援を出すがよい。余はプロレスなんかが大嫌いなんだよ。だから余のことは好きじゃなくていい。ただし! 一番応援している、一番ついていきたくなるレスラーであればそれでいい。それを示すのが貴様ら帝国民たちの声援次第だ」と振り返った。

 同じく2021年9月に結成されて以降、悪の限りを尽くしてきた「ハウス・オブ・トーチャー」には容赦ないブーイングが浴びせられた。8人タッグ戦で敗北後のリング上でEVILらが乱闘を繰り広げると、会場からは「帰れ」コールが発生し、約1年分のフラストレーションをぶつけられていた。