【新日本・WTL】異体同心オーカーン組がタッグ王者のタイチ&ザックを粉砕 事実上の新王者に

2021年11月23日 21時37分

タイチを踏みつけ勝ち名乗りをあげるオーカーン
タイチを踏みつけ勝ち名乗りをあげるオーカーン

 新日本プロレス23日川崎大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、偉大なるユナイテッドエンパイアのグレート―O―カーン、アーロン・ヘナーレ(29)組がIWGPタッグ王者のタイチ(41)、ザック・セイバーJr.(34)組から歴史的金星を挙げ3勝目を挙げた。

 出場全12チームの中で圧倒的完成度を誇るオーカーン組は、初出場ながら優勝候補の最右翼と目されている。開幕戦(14日、後楽園)こそ天変地異レベルの不運により落としてしまい黒星発進となったが、巻き返しの2連勝で是非もなし。現王者組との公式戦で真の実力が明らかになった。

 オーカーンは開始早々からザックと世界最高峰レベルのテクニックの応酬を展開する。この時点で観客は早くもこの日のチケット料金の元を取ったはずだ。

 ザックとの高度な攻防はその後も続き、もはや説明不要の大空スバル式羊殺しからバックブリーカーを加えた大空スバル式羊殺しホロバージョンまで仕掛けていくという全スバ友が歓喜するバリエーションの多さを披露。プロレス史上最高の呼び声高い同技をタイチにも見舞っていくオーカーンは、プロレス界とV界の架け橋として、大谷翔平の代わりに国民栄誉賞を受賞するべきと言っても過言ではない気がする。

 エリミネーターこそタイチに回避されのど輪で反撃を許したものの、ザックメフィストはヘナーレの好フォローで回避。ザックをエリミネーターでリング上から排除したオーカーンは、孤立したタイチに波状攻撃を仕掛けて勝負に出る。ヘナーレのボディブローからオーカーンも王統流正拳突きを叩き込むと、最後はインペリアル・ドロップ(合体式ネックブリーカー)で処してみせた。

 タイトルマッチではなくリーグ戦公式戦とはいえ、現王者組を完膚なきまでに処したオーカーン組は、もはや事実上の新王者組と呼んでもたぶん差し支えはないだろう。「1年前のワータリで、タイチ貴様、余に反逆したな。これが反逆の罪だ。ザックもG1でマグレで関節がうまく絞まったからといって勝った気でいるなよ。ここが戦場なら、貴様ら、首が晒し者だ! ヤツらが今のタッグチャンピオンか。こんな即席のチームに負けてていいのか? ワータリも、タッグのベルトも支配する」と高らかに宣言。即席などととんでもない。オーカーン&ヘナーレは馬場&猪木、ハンセン&ブロディをも陵駕する史上最強タッグチームとなる可能性を秘めていると言っても過言ではない気がする。

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