【新日本】自称IWGP世界王者オスプレイに破格待遇 1・5ドームで鷹木VSオカダの勝者に挑戦決定

2021年11月15日 12時03分

ウィル・オスプレイ(東スポWeb)
ウィル・オスプレイ(東スポWeb)

 新日本プロレスは来年1月5日東京ドーム大会で自称IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイがIWGP世界ヘビー級王座(現王者は鷹木信悟)に挑戦することを15日に正式決定した。

 前IWGP世界王者のオスプレイは5月福岡大会後に「全治未定の首の負傷」により王座を返上し英国に帰国した。ところが8月になるとこの返上を不服とし、勝手に自作したと見られるベルトを持参して復帰。現在も自身が王者であるという主張のもと、米国と英国を中心に活動していた。

 一方で国内では10月にオカダ・カズチカがG1クライマックスを制覇した。3月のIWGPヘビー・IWGPインターコンチネンタル両王座統一の際に封印された4代目のIWGPヘビー級ベルトを、IWGP世界王座への挑戦権利証代わりに使用。来年1月4日東京ドーム大会で鷹木への挑戦が決定している。

 そんななかで行われた13日(日本時間14日)の米国・カリフォルニア州サンノゼ大会で、オスプレイとオカダが舌戦を展開。「お前は1・4でフェイクの王者の鷹木に挑戦すればいい。そして勝ったほうが翌日の1・5で俺と戦う。真のIWGP世界ヘビー級王者はただ一人、このウィル・オスプレイだ!」と豪語した自称王者に、オカダも「挑戦するのはお前の方だ」とした上で「東京ドームでカネの雨を降らせてやる」と受けて立つ構えを見せた。これを受け現王者の鷹木も「まとめて俺が叩き潰してやるよ」と迎撃宣言を繰り出したことで、王座戦線は3つ巴の様相を呈していた。

 結果的に新日本はこの日、1・4で行われる鷹木とオカダのIWGP世界戦の勝者に翌1・5でオスプレイが挑戦することを正式に認め発表した。本来であればオスプレイの主張には何の正当性もない。それでも前王者という実績が考慮され、最高峰リーグ戦であるG1クライマックスに出場した各選手を差し置いて東京ドームのメインイベントで、しかも前日の勝者に挑戦という破格の待遇が与えられた格好だ。

 鷹木のIWGP世界、オカダの4代目IWGPヘビー、オスプレイの自作IWGP世界で乱立する〝ベルト問題〟は東京ドーム2連戦でどのような決着を見るのか。それにしても2本のベルトを統一して1本にしたのに、気が付いたら3本に増えているとはなんとも皮肉な展開だ…。

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