【新日本】前IWGP世界王者・飯伏が地元・鹿児島で凱旋勝利 約1か月ぶりリングで復活ノロシ

2021年04月30日 00時00分

ヘナーレ(左)にカミゴェを放つ飯伏

 新日本プロレス29日の鹿児島大会で、前IWGP世界ヘビー級王者の飯伏幸太(38)が地元凱旋勝利を飾った。

 IWGP世界ヘビー級王座の初代王者となった飯伏は、4日両国大会の初防衛戦でウィル・オスプレイ(27)に敗れ王座から陥落。試合後のリング上でジェフ・コブ(38)のツアー・オブ・ジ・アイランドを浴びる屈辱も味わい、今シリーズは今大会のみの出場となっている。

 ベルトを失ってから初の試合となったこの日は、棚橋弘至(44)と組みコブ、アーロン・ヘナーレ(28)組と対戦。ニーパッドを外した状態で登場し、開始早々からコブと激しい打撃戦を展開した。

 さらに棚橋との連携でコブを場外に転落させると、ヘナーレに狙いを定めて勝負に出る。飯伏はドンピシャのタイミングでカウンターのジャンピングニーを発射。棚橋のスリングブレイド、ハイフライアタックのアシストを受け、最後はカミゴェで激闘に終止符を打った。

 試合後はアテネ五輪出場経験を持つコブを「最強のアスリート」と認め、一騎打ちを要求。「彼は同い年。(昭和)57年会ですよ。その中でも彼は五輪という舞台に立っている。五輪…今年はあるかな? 僕はあると信じてます。僕はだからそれに、プロレスを出してください。そういう意味でも、彼はすごい。プロレスを広げるという意味でも、彼と対戦を。次はいつですか? もう横浜しかないでしょ」と、5月15日横浜スタジアム大会での対戦を見据えた。

 賛否両論を呼んだ2冠統一から新設されたIWGP世界王座を、1度も防衛できないまま手放した。それでも「心の後遺症は多少ありますよ。まだ。でも、それは…僕はチャレンジすることに、チャレンジャー側になったっていういい捉え方をしています」と気持ちを切り替えた飯伏は、すがすがしい表情を浮かべた。

「今の飯伏幸太がいいのか、ベルトを持ってる飯伏幸太がいいのか、それは自分でも分からない。だからプロレスをたくさんしたい。ファンの方が喜んでくれないと、僕は喜べないんで。それを感じることができたというか、改めて。それが大きかったですね。ほんとにプロレスって最高だったって思える(両国からの欠場)期間でした」。帰ってきたゴールデン☆スターが、地元・鹿児島で復活ののろしをあげた。

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