【新日1・5東京ドーム】みのる US王座防衛のモクスリー襲撃「誰にケンカ売ってんだ!」

2020年01月05日 17時07分

ジョン・モクスリー(下)を襲撃した鈴木みのる

 新日本プロレスの年間最大興行「レッスルキングダム14」(5日、東京ドーム)で行われたIWGP・USヘビー級王座戦は、王者ジョン・モクスリー(34)がIWGPタッグ王者のジュース・ロビンソン(30)の挑戦を退け、初防衛に成功した。

 前夜(4日)の東京ドーム大会では、モクスリーがランス・アーチャー(32)から王座を奪回。ジュースはデビッド・フィンレー(26)とのコンビでタッグ王座を獲得した。その翌日に新王者同士の決戦となったが、モクスリーは昨年6月にジュースから同王座を奪っており、前夜のリング上で決着をつけることを宣言していた。

 序盤はジュースが快調に先制したものの、モクスリーは場外でイスを持ち出して背中に一撃。さらにはジュースの額にかみついた。WWE時代に“狂犬”として暴れ回った荒くれ者が、強引にペースを奪い返した。

 ジュースは豪快なハイアングルパワーボムで反撃したが、王者は足4の字固めから鉄柱を使った4の字と意表を突いた攻撃を連発した。挑戦者は雪崩式ブレーンバスターからジャックハマーにジャーマン。モクスリーのデスライダー(ダブルアーム式DDT)をかわして、ラリアートでぶち抜いた。

 だが、王者は乱打戦から強烈なランニングニーを一閃。ジュースのパルプフリクションを切り返して、DDTから必殺のデスライダーを炸裂させて12分48秒、3カウントを奪った。

 試合後には入場テーマ曲が流れ、いきなり鈴木みのる(51)が登場。昨年12月8日の広島大会でモスクリーからデスライダーを見舞われており、険しい表情で怒りを隠せない。花道でジャージーを脱いで戦闘態勢に入ると、リング上で王者とエルボーを打ち合った。ド迫力のみのるは裸絞めからゴッチ式パイルドライバーでモクスリーをKOした。

 みのるはマイクを握ると「誰にケンカ売ってんだ、このヤロー! オレはプロレスラーの鈴木みのるだ。こいつのケンカ、オレが買ってやる!」と宣戦布告。US王座を巡る“狂犬”対“性悪男”の抗争勃発で、危険な香りが漂ってきた。

 みのるの話「誰にケンカ売ってんだ、おい。俺は、お前が俺の前に来るのを待ってたんだよ。ジョン・モクスリー…いや、ジョン・ボーイ、心してかかってこい。ぶち殺す」

 ジュースの話「すべてはここで終わりだ。ジョン・モクスリーは今日も俺より強かった。また超えられなかった。今日のことを考えたのは昨日の試合が終わってから。それまでまったく今日の試合のことなんて考えていなかった」