東京女子プロレス・20日の新宿フェイス大会で「第2回〝ふたりはプリンセス〟Max Heartトーナメント」が行われ、「VENYU」(上福ゆき、朱崇花)が「121000000」(山下実優、伊藤麻希)に勝って準決勝(29日、東京・新宿フェイス)に駒を進めた。

 途中、伊藤の石頭などに苦しめられたVENYUだが、朱崇花が山下を激しい打撃戦の末に原爆固めでぶん投げるなど応戦。めまぐるしく攻防入れ替わる白熱の展開になったが、最後は朱崇花が山下と蹴りあってともにリング下に転落してから、伊藤と一騎打ちになった上福がフェイマサーを2発叩き込んで勝利した。

 そしてメイン後に準決勝の組み合わせ抽選が行われ、この日乃蒼ヒカリ、角田奈穂に勝った愛野ユキ、天満のどかと対戦することが決定した。上福はわざとらしく大げさにヒザをガクガクさせて「相手が2人ともチャンピオンだったじゃん? だからヒザが笑っちゃて。ヒザが大爆笑だった。ほら、まだヒザが爆笑してるし。でも朱崇花タンが5人分くらい心強かった。今までタッグでは雑魚としか組んだことなかったから心強かった」とよくわからないコメント。朱崇花は準決勝に向けて「相手のことよく知らないからわかんない。今日で満足した」と話した。このまま、この感じで、頂点となるか。