東京女子プロレスは7日、第4代インターナショナルプリンセス王者のサンダー・ロサ(29)が王座を返上すると発表した。

 1月に王座を戴冠したが、3月に東京、4月に米フロリダ州で予定されていた防衛戦は新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航が困難となり、相次いで中止となった。いまだ防衛戦のメドが立たず、本人との話し合いの結果、返上することになった。

 空位の王座をめぐり、日本人選手8人による新王者決定トーナメントが行われることが決定。1回戦は10日の東京・北沢タウンホール大会と、17日の東京・新木場1stRING大会で開催され、準決勝&決勝は11月7日の東京ドームシティホール大会で行われる。

 ロサは東京女子を通じて「これだけはハッキリ言っておくわ。私は東京女子プロレスにまた参戦する。もう一度、あのタイトルに挑戦しに戻る。だからコロナが落ち着いたら、東京女子に帰ってくる。あのベルトは本来、私のものだから」とコメントを出した。