日本テレビに激震が走っている。桝太一アナ(40)、佐藤義朗アナ(36)に続いて、久野静香アナ(33)が6月30日をもって同局を退社することが判明した。

 久野アナは今後、フリーに転身する傍ら、趣味のバイクで日本全国を旅する計画を立てているという。

 日テレは今年1月、昨年の年間個人視聴率(21年1月4日~22年1月2日、ビデオリサーチ調べ、関東地区)で「3冠王」を獲得したと発表。個人視聴率3冠は11年連続の快挙となる。それにもかかわらず、桝アナや佐藤アナに続き、久野アナまで去るのはなぜなのか。芸能関係者の話。

「現在、アナウンサー界はフリーアナだけではなく、芸能人も手を伸ばしています。例えば、櫻井翔は『NEWS ZERO』のキャスターを長年務めていますよね。もう飽和状態なんですよ。テレビ局としては、局アナは安く使えるメリットはあっても、視聴率に反映しにくい。そこで芸能人をキャスティングする傾向が出てきているんです。それを面白く思っていない局アナは少なくありません」

 もう一つは年収の壁だ。日テレは個人視聴率3冠と栄華を誇っているが、社員の年収は民放の中でまさかの最下位なのだという。

「上昇しない年収ベースに愛想を尽かした局アナは、元日テレと言う金看板と自分の知名度が使えるうちに転職を考えてしまうんですよ」(同関係者)

 そんななか、局内では「次は誰だ!?」とヒソヒソ話が繰り広げられているという。

「メディアでも再三報じられているように、水卜麻美アナには常にフリ―転身のウワサが飛び交っています。とはいえ、彼女は『日テレの花嫁』とまで言われた逸材。局側は全力で説得に回るでしょう」(日テレ関係者)

 果たして次は誰が動くのか――。