約半世紀にわたり〝犬猿の仲〟として知られる英ロック界の大御所エルトン・ジョン(77)とローリング・ストーンズのキース・リチャーズ(82)の関係が、ようやく雪解けに向かっていると米誌「パレード」が14日報じた。
2人の関係悪化のきっかけは1975年。ストーンズの米コロラド公演にゲスト出演したエルトンは、予定されていた「ホンキー・トンク・ウィメン」1曲だけで退場するはずが、テンション爆上げで10曲以上ステージに居座ったことだった。
当時は薬物の影響もあったとするエルトンは後年、「コカインのせいで無敵モードに入ってしまった」と自伝で振り返っている。このステージ上での〝大暴走〟にキースがブチ切れ、以降、両者の関係は長く冷え込むことになった。
1997年には、エルトンがダイアナ元妃に捧げた追悼曲「キャンドル・イン・ザ・ウインド ~ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」をキースが公然と批判。これに対しエルトンは英紙デーリー・メールの取材で、「キースは哀れだ。ステージに立つ姿はまるで関節炎のサルみたい」と痛烈に反撃するなど、舌戦は過熱した。
だが近年、状況は一変。2023年にストーンズが発表した最新アルバム「ハックニー・ダイアモンズ」では、「ゲット・クロース」「リヴ・バイ・ザ・ソード」の収録曲2曲にエルトンがピアノで参加。かつての険悪な関係が嘘のように、ロックレジェンド同士が再び音楽で手を結ぶ形となった。
長年の因縁を乗り越えた2人の共演に、ファンからは「歴史的和解」「胸が熱くなる」と称賛する声が上がった。
さらに2024年のインタビューでは、キースはエルトンを〝音楽界の功労者〟として評価。エルトンも最近は、ストーンズのライブや新曲情報をSNSでシェアし、「最高のロックンロールを続けている」と絶賛している。












