木村拓哉(48)が愛犬の〝顔バレ〟にナーバスになっていたという仰天情報をキャッチした! 今では、自身のインスタグラムにバンバン公開されているが、約3年前のあるニュースサイトにはモザイクがかかっていたのだ。これが何と木村サイドの要望だったという。いったいなぜ愛犬の顔にモザイクをかけなければならなかったのか? そして、いま公開するようになったワケとは? そこには、スーパースターでも普通の父親としての悲哀があった――。

 最近はおとなしかった木村ファミリーが再び動き出した。

 木村は、大型国際ドラマ「THE SWARM」への出演が決定。ドイツ、フランス、イタリア、スイスなど欧州各国の主要放送局と配信サービスHuluによるビッグプロジェクトで、来年公開予定。木村にとっては初の海外制作ドラマへの参加となる。

 また、長女・Cocomi(20)は、公開中のアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」で声優デビュー、さらに次女・Koki,(18)はホラー映画「牛首村」(公開時期未定)で初映画&初主演が発表されたばかり。ファミリー4人のファンは大喜びだが、その一方である過去の写真が再注目を集めている。

「Koki,の映画デビューを真っ先に報じた文春オンラインの関連写真の中に、2匹の愛犬と散歩する写真があります。上下スウェットにキャップをかぶった木村の顔はバッチリ分かるのですが、2匹の犬の顔になぜかモザイクがかかっているのです」と芸能関係者。

 この写真が撮られ、初掲載されたのは約3年前。「犬を隠してキムタク隠さず」というワケではないだろうが、いくら有名人とはいえ、愛犬の写真にモザイクがかかっているのは非常に珍しい。「当時、木村サイドから要望があり、結果的にこのような写真になったとのことです」(前同)

 そこまでして隠したかったのはなぜなのか? 実は、スーパースターの木村といえども、2人の娘を持つ普通の家庭のお父さんと同じ悩みを抱えていたのだ。

「家に帰ると男性は木村だけ、女性は妻の工藤静香と娘2人で居場所があまりない。だからこそかわいい愛犬との散歩が楽しみで、ホッと一息つける時間ということで本当に大事にしていました。〝犬の顔〟がバレちゃうと、それすらも失われてしまうかもと危惧して、モザイクをかけることを要望したのですよ」(ワイドショー関係者)

 ところが最近の木村は、モザイクなしの愛犬写真を頻繁に自身のインスタグラムに投稿。散歩しているシーンはもはやおなじみで、家でじゃれ合っていたり、愛くるしい様子のシーンなどかなり積極的だ。自分でも自覚があるのか、今月18日の投稿では「犬アカ?! そう言われても仕方ないですね…。こんな瞬間があると、どうしても多くなってしまいます」とつづっている。

 以前は犬の顔バレまで心配するほどナーバスになっていたのが様変わりしたのには、こんな理由があるという。

「木村としては決して愛犬を公開したかったわけではありません。散歩の時間だけは死守するつもりでしたから。だけど木村のそんな気持ちは露知らず、静香や娘たちがどんどん犬の写真をアップするので、自分だけが隠す意味がなくなったのです。それで仕方なく愛犬写真を公開することにしたんですよ」(前同)

 妻と子供に押し切られる形で渋々ながら愛犬公開に踏み切った木村だが、かつて週刊誌にモザイク要望を出したことなどどこへやら、今ではすっかりこの時間をエンジョイしている。天下のキムタクといえども、家に帰ると女性たちに押し込まれるという世のお父さんたちと同じ悲哀を味わっているようだ。