異例の言及だ。お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(62)の大腸がん公表に衝撃が走っている。
吉本興業は17日、公式サイトで「弊社所属ダウンタウン松本人志について、このほど大腸の腫瘍切除手術を受け、無事に退院しましたのでご報告申し上げます」と発表。具体的な経緯については「松本は今春、体に異変を感じ、医療機関を受診したところ、大腸に腫瘍が発見されました。ファン、関係者の皆様にご心配をおかけしないよう、入院中は病気を公表せず、治療にあたっていました」と説明した。
その上で「今後も医師の指導・助言を受けながら、活動を続けてまいりますので、皆様におかれましては、引き続きダウンタウン、松本へのご支援を賜りますようお願い申し上げます」とつづった。
松本は同日午後の「DOWNTOWN+」緊急生配信に出演。「血便が止まれへんって言ってたでしょ。病院行ったら、めちゃめちゃ、がんやってん」と明かし、ストーマ(人工肛門)の造設をサラリと告白。「横っ腹から今、腸が飛び出ているんですよ」とネタにする場面もあった。
深刻な話のはずなのに、松本の顔に悲壮感はなし。特筆すべきは、自らストーマに触れたことだ。手術で縫合した腸が十分に治るまでの一時的な措置である可能性が高く、あえて触れなくもいいことではある。
しかし松本は「世の中にはたくさんストーマをつけている人がいるから、もっと知ってもらいたい」とキッパリ。がんの発症は「俺の宿命」と受け止め「体調は大丈夫。ただ、腸が飛び出たままの芸人は前代未聞。この前代未聞はプラスに考えて、今まで以上に笑いにアグレッシブに向かっていく」と力強く語った。
お笑い関係者は「骨の髄まで芸人。がんの経験を経て、さらに凄みが増したように見えた」と感嘆する。
芸能界ではタレントでミュージシャンの桑野信義が2021年の大腸がん手術後、一時的に人工肛門であったことを明かしている。18日に更新したブログでは、大田区内の母校周辺を散歩する写真をアップし「毎日登下校に使った道 そして直腸がんⅢb手術退院後に40周年全国ツアー大阪公演を目標に毎日リハビリで歩いた道だ 最初は杖をついて一歩ずつ牛歩 その時の気持ちを忘れずに 今日からまた自分の歩幅で目の前の目標をクリアして夢を叶えるよ」などと記している。
松本の〝ストーマ告白〟は同じ境遇の人々を励ますに違いない。












